まあまあ、落ち着いて

朝の通勤バスの運転士さんが、とても運転が乱暴でした。
まあ、耄碌しかけた爺さんが整理券を失くしたということで、料金のことで説明しなきゃならなかったんだけど、そのお爺さん耳が遠いらしくて、話が全然伝わってなかったの。

爺さんの話し声も、最後部の座席に座った私にビンビン聞こえるぐらいだったから、かなり耳が遠いだろうし、運転士さんも辛抱強く、やさしい口調で説明してたのが、マイクを通した声でよくわかった。

その後、運転士さん、運転が荒くなったのよね。
非常にわかりやすい反応。よっぽど自分を抑えていたんだよねぇ。
私だって切れそうだもん。

私の近くに座っていたオバサン(ってか、婆さん)たちは、やれ運転が乱暴だの荒いだのブツブツ文句いってた。

でも、一番悪いのはそんな頼りない爺さんを、ひとりで遠距離外出させる、爺さんの家族だと思った。

…まあ、独居老人なら仕方がないのですが。