【映画】父親たちの星条旗

本当は早起きして、遠方にウォーキングのため出かけるつもりでしたが、
同行者が駅前の空があまりにもどんよりしていて、中止にしたいと直前に電話をくれました。
こちらではポツポツだったので、出かけるのが東方面だったので、
雲が西に流れると、やっぱ雨だよねと思い、予定変更して一人で映画にいきました。


硫黄島星条旗」の写真は有名だったし、映画のネタバレになるのもイヤだったので、
特に予備知識を何も仕入れずに鑑賞しました。

太平洋戦争中、アメリカの国力が疲弊していたなんて、恥ずかしながらまったく想像していませんでした。
日本軍との壮絶な戦闘シーン、子供のような兵士が戦場で死んでゆくのは、見ていて悲しかったけど、
心のどこかでは、日本軍を応援している自分。

国民の戦意高揚および、戦費捻出に利用された若者たちは
「作られた英雄」であり、その後の人生も悲しいものでした。
ネイティブ・アメリカンのアイラが、戦後に通りすがりの家族の記念撮影のために、
ちっちゃい、くしゃくしゃの星条旗を取り出すところがとても悲しかった。

ちょっとグロなシーンがありましたが、一番グロかったのは
アイスクリームのストロベリーソースでした。

あと…

斜め前に、かなり高齢のご夫婦が座ってらしたのですが、
おじいさんはおばあさんに、
ずっと自分の体験を語っていました…

正直、前半部分で主要キャラの区別がつかなかったのは、
そのジジイのおかげで集中できなかったからと思っています。